福井県大野市は、同市蕨生に整備している道の駅の名称を坂井市の前川由紀雄さん(48)が考案した「越前おおの 荒島の郷(さと)」に決め10月27日、同市で開かれた第40回九頭竜紅葉まつり(福井新聞社共催)で発表した。

 「越前おおの 荒島の郷」は、2021年春の営業開始を目指しており、敷地面積は約5万平方メートルと県内最大。中部縦貫自動車道の市内全線開通を見据え、今後整備される大野東インターチェンジ近くに建設される。鉄骨造り平屋建てで、総事業費は県事業費を含め約34億円。

 全国公募した3083点を委員7人が審査した。▽「越前おおの」は市全体を示す言葉として広く市民に浸透▽「荒島」は荒島岳の自然やアウトドアのイメージを印象づける−ことなどが採用理由となった。

 発表式では、石山志保市長や市のブランド大使を務める湊川親方(元小結大徹)、和泉小児童らが名称が書かれたパネルを除幕。石山市長は「中部縦貫自動車道開通のチャンスを最大限に生かし、市内回遊を促す基点としたい」などと期待を込めた。

 道の駅敷地内には野菜直売所、クライミング施設などが設けられ、アウトドア用品メーカー「モンベル」が県内初出店する。中日本ハイウェイ・エンジニアリング名古屋が指定管理者となり、管理運営する見通し。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】