新潟県佐渡市が料金の一部を助成する個人向け格安旅行パック「佐渡冬紀行」が10月31日、発売される。寒ブリ、活ズワイガニなど佐渡の旬の食をプランの柱に据え、船便欠航時の延泊費用を補償するなど、観光客が減少する冬季の呼び込みを図る。

 冬紀行は、国の「地方創生推進交付金」を利用し、市が旅行費の一部を負担する2泊3日のプランで、12月1日〜2020年2月末に実施する。上越新幹線とカーフェリーの往復、宿泊を含めた東京駅発着プランは、1万5千円を助成し2万9800円。新潟港発着プランは、1万3500円を助成し1万7800円と、それぞれ格安の設定になっている。

 利用できる宿泊施設は5カ所。夕食はノドグロの煮付け、島黒豚のしゃぶしゃぶなど4種のメインから選ぶことができる。「いごねり」など、郷土料理も提供し、食の魅力を打ち出す。復路の船便が欠航した場合は、市と宿泊施設で延泊の宿泊費を補償し、観光客の荒天への不安を軽減する。昨年は補償が必要なケースはなかった。

 佐渡市観光振興課によると、18年の市内への観光客は推計49万1千人。夏季(6〜8月)は18万人が訪れたが、冬季(1、2、12月)は6万人にとどまった。同課は「食の宝庫となる冬の佐渡の魅力を伝え、通年での観光の強化につなげたい」とした。

 申し込みは2人からで、1400人限定。予約はびゅう予約センター、0570(04)8928。
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