加賀藩3代藩主前田利常の正室珠姫(たまひめ)の菩提寺(ぼだいじ)である小立野4丁目の天徳院で19日、紅葉狩りツアーが行われた。珠姫史蹟(しせき)保存会メンバーの案内で約20人が庭園や寺院の回廊を巡り、錦秋の風情に浸った。
 100年以上にわたり様相がほとんど変わっていないとされる前庭では、イロハモミジやヤマモミジなどが色づき、緑の庭に鮮やかなコントラストを描き出した。普段は一般公開されておらず、茶室利用者のみが鑑賞できる「黙照禅庭(もくしょうぜんてい)」も見学コースに盛り込まれ、参加者は黄色に紅葉したモクセイ科の落葉高木「なんじゃもんじゃ」や、枯れ山水の景色を堪能した。
 ツアーは「珠姫の寺」の魅力を伝えるため昨秋に初めて企画され、2年目となる。紅葉は来週いっぱい楽しめる見込みという。
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