南砺市本町(井波)の写真家、安念余志子さんの作品が、事務機器大手のリコー(東京)が作った来年のカレンダーに採用された。県内の名所が季節ごとに見せる美しい一瞬を捉えており、安念さんは「富山の魅力を知るきっかけになってほしい」と話している。

 北日本新聞砺波支社カルチャー教室の講師を務める安念さんは日本写真家協会員で、日本写真文化協会内閣総理大臣賞を受賞するなどの実績を持つ。安念さんが愛用するカメラが、リコーの扱う「ペンタックス」ブランドだった縁で、カレンダー用写真の撮影者に選ばれた。

 カレンダーには、県内外で撮影した14枚が採用されている。雪が積もった南砺市の世界遺産・相倉合掌造り集落に霧がかかった幻想的な風景や、朝日にきらめく庄川を背景に砺波市の庄川水記念公園で咲くサクラ、山形県の白川湖に映る新緑などがそろっている。カレンダー発行を記念した写真展が10日、都内で開かれる。

 カレンダーの価格は1500円(税抜き)。砺波市鷹栖出のスタジオanや、21日から個展を開く南砺市井波のギャラリー瑞庵などで販売を予定。予約を受け付けている。問い合わせは安念さん、電話090(2036)0045。
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