県漁協能都支所の止め市は31日、能登町宇出津港の能都支所地方卸売市場で開かれた。しけの影響で入荷量は例年の3割程度となる約1・5トンと少なかったものの、仲買人らが威勢のいい声を響かせ、新年の豊漁に期待した。
 前日から沖合で風が強まったため網を揚げた定置網は少なく、主役のブリは7本で、うち支所の地域ブランド「宇出津港のと寒ぶり」は重さ10・1キロの1本のみだった。一方で珠洲沖の刺し網でとれたタラが豊富に並び、カワハギやアンコウなどとともに仲買人ら約60人が次々と競り落とした。約23キロのクロマグロも水揚げされた。
 支所によると、11、12月のブリの水揚げ量は約49トンと低調で、前年同期の約3割となった。担当者は「年始にかけて寒波が来る予報なので、初市は大漁になってほしい」と話した。初市は4日に開かれる。

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