着物などを染色する技法で布に絵を描く「染め絵」の作家、村山雨景(うけい)さん(72)の個展が、新潟県長岡市学校町1の市中央図書館で開かれている。独特の技法で描かれた作品約50点が並ぶ。

 村山さんは十日町市出身で、長岡市在住。染め絵は、友禅染など着物の絵や模様を描く技法を使い、布に絵を描く。全国でも珍しい手法で「雨景染め」とも呼ばれている。

 作品には、子どもとまりつきをして遊ぶ良寛の姿や、砂漠を旅する人とラクダを夕日が照らす景色などが描かれている。村山さんは「絵の具で描いた絵とは違った面白さや温かみがある」と語る。

 訪れた同市青島町の80代の男性は「ラクダや人に夕日が当たって輝く光の描写が美しい」と見入っていた。

 12日まで。午前10時〜午後5時。無料。

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