日本画家、村上華岳の没後80年を節目とした展覧会が、新潟県長岡市今朝白2の駒形十吉記念美術館で開かれている。墨の濃淡で立体感を表現した風景や花、鳥などの作品約30点が並んでいる。

 華岳は1888年に大阪市で生まれ、京都市で腕を磨いた。兵庫県に転居して制作を続け、1939年に亡くなった。駒形十吉が日本画家の中で最も愛した作家とされる。

 繊細な筆遣いで描いたウグイスやボタン、風に吹かれ激しく揺れる松の木を大胆に描いた作品などを展示。アルミを含む塗料を使い、見る角度によって光沢が出る作品もある。駒形が華岳を模して描いた作品も並べた。

 長岡市高町1の70代の女性は「墨の表現で山の風景が立体的に見え、奥深さを感じた」と話していた。

 5月31日まで。月曜休館。一般500円、大学・高校生300円、小中学生100円。

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