滑川沖を観光遊覧船「キラリン」で周遊する「富山湾岸クルージング」の今季の運航が30日、始まった。乗客は心地よい風を感じながら、広々とした海や雄大な立山連峰を望む景色を楽しんだ。

 クルージングは、滑川市の第三セクター、ウェーブ滑川が運航。4月25日に開始予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大のため運休していた。

 初日は、滑川漁港を発着点に上市川河口沖で折り返すコースを運航。午前10時発の第1便は乗客がおらず欠航となったものの、午後1時発の便には家族連れら5人が乗船した。

 富山市森田の会社員、長森義博さん(47)と恵さん(38)夫妻は、自粛生活が続いていた小学1年の娘の日彩菜(にいな)さん(6)の気分転換になればと訪れた。日彩菜さんは「楽しみ」と声を弾ませて乗船した。

 当面は、運航便数を通常の1日5便から3便に減らし、40人の定員は16人程度とする。出発前には船内の手すりや窓などの消毒を行う。乗客にはマスク着用の上、検温と手指の消毒をして乗船してもらう。

 出港時間は午前10時、午後1時、3時。金、土、日曜を中心に運航する。今季は11月29日まで。問い合わせはウェーブ滑川、電話076(476)9307。
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