サッカーJ2のツエーゲン金沢は15日、金沢市の石川県陸上競技場で、リーグ再開後初めて観客を入れ、ジェフユナイテッド千葉との本拠地戦を行った。「あけましておめでとう」「スタジアム、選手ただいま」。この日を待ちわびたサポーターは胸を躍らせ、ピッチを駆け回る選手を静かに応援した。
 サポーター1016人は半径1メートルの間隔を空けてスタンドに陣取った。大声や手拍子、応援の扇動は禁止され、タオルマフラーを掲げたり、拍手を送ったりした。
 バックスタンドで観戦した金沢市の会社員今枝寿史さん(40)は「サッカーのない生活はつまらなかった。選手のプレー中は心の中で叫びました」と興奮冷めやらぬ様子。同市の派遣社員妻木友美さん(44)は「歓声を上げられず、一体感がないのはさみしいが、まずは試合を生で見られてうれしい」と喜んだ。
 ツエーゲン金沢の本拠地戦では当面、観客はホームのサポーターのみ5千人を上限に受け入れる。Jリーグでは8月1日以降、競技場の収容人数の50%以下まで入場制限を緩和し、ビジター席も設定する。

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