シンガー・ソングライター椎名林檎さんらによるバンド「東京事変」の新曲「赤の同盟」の配信ジャケットに登場する和菓子を、富山市古沢の和菓子店「引網香月堂」4代目店主、引網康博さんが制作した。クジャクをモチーフに、曲から受けた印象を赤や紫色などのグラデーションで繊細に表現。引網さんは「和菓子で曲の世界観を感じてもらえたらうれしい」と話した。

 新曲は放送中のドラマ「私たちはどうかしている」(KNB、水曜夜)の主題歌。老舗和菓子店が舞台であることから、椎名さんがジャケットに和菓子を起用する案を出し、ドラマのプロデューサーの推薦で引網さんに依頼が届いた。

 和菓子は白あんをベースにした練り切りで作った。具体的な製造工程は秘密にしている。

 引網さんは「東京事変の曲作りに、こうした形で携われたことは和菓子職人冥利(みょうり)に尽きる」と話している。

 ジャケットのために作った和菓子は販売しない。曲は今月12日からアップルミュージックなど音楽ストリーミングサービスで配信している。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】