良寛を描いた掛け軸やその家族、師匠らゆかりのある人物の書などを展示する「良寛と良寛をめぐる人々展」が、新潟県長岡市島崎の良寛の里美術館で開かれている。良寛の作品の他、関係する人物の作品計33点を展示している。

 家族の作品は、父の山本以南の歌、弟の山本由之(ゆうし)が記した八曲屛風(びょうぶ)などが並ぶ。良寛の師匠の大森子陽や弟子の貞心尼、交流があった儒学者の亀田鵬斎(ぼうさい)の作品もある。

 旧分水町出身の日本画家・故小林幸夫さんが良寛の史跡を描いた3枚の絵は初公開。それぞれ畳1枚ほどの大きさで、生家跡地の良寛堂(出雲崎町)、良寛が暮らした五合庵(燕市)と乙子神社(同)を、雪景色や紅葉とともに繊細に描いている。

 桑原剛館長は「良寛がどういう人々と交流していたかを知り、良寛の書と対比しながら鑑賞してほしい」と話している。

 11月10日まで。入館料500円、小中学生300円。
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