白山市松任地区生まれの江戸中期の俳人「加賀の千代女」の命日である8日、第246回千代尼忌が同市中町の真宗大谷派聖興寺で営まれ、約70人が加賀俳壇の中核を担った遺徳をしのんだ。
 千代尼塚前で市俳句協会員が献句した後、山田憲昭市長らが焼香した。千代女の木像を安置する千代尼堂では会員が手向け句を詠み上げ、箏曲の石堂雅楽和社中が演奏を献箏(けんそう)した。
 本堂ではソプラノ歌手の田島茂代さんとピアノ奏者の清水史津さんが日本の歌曲を披露し、茶道隆茗会(りゅうめいかい)の谷村庄市代表理事(金沢市)が「加賀の茶道」をテーマに講演した。
 句会も開かれ、101句の中から1位に瀬川惠さんの「新涼や寺に峯水観音図」、2位に野村玲子さんの「新涼や経本を繰る堂の風」、濱本寛さんの「廃校の謂(いわ)れの石碑曼殊沙華(まんじゅしゃげ)」が選ばれた。

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