新潟市中央区の市水族館マリンピア日本海は、絶滅危惧種の淡水魚「コシノハゼ」を国内で初めて飼育、展示している。コシノハゼは、絶滅危惧種の中でも特に絶滅の危険性が高い「国内希少野生動植物種」に指定されており、捕獲や譲渡が禁止されている。マリンピアは飼育を通じて未解明の生態を調べていく。

 コシノハゼは、新潟、山形両県のため池や川などに生息し、昨年2月に国内希少野生動植物種に指定された。これを機に、マリンピアは環境省の許可を得て、県内の生息地や生態を昨年7月から調査。県内で新たに3カ所の生息地を確認した。

 マリンピアでは現在13匹を飼育しており、6匹が同館地下1階の育成室で展示されている。大きさは約8〜9センチ。飼育により、昼は砂の中に潜っていることが多く、夜に活動が活発になることや、頻繁に砂の中に潜るなどの生態を新たに発見した。飼育下での繁殖にも取り組んでいる。

 展示課の田村広野さん(50)は「コシノハゼの展示を絶滅危惧種について知るきっかけにしてほしい」と話した。


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