富山県内で見つかった標本を一堂に展示する企画展「化石と岩石・鉱物から読み解く富山県」が、朝日町埋蔵文化財施設・まいぶんKAN(同町不動堂)で開かれている。担当した久保貴志学芸員は「富山の化石から地球の生命や歴史を読み解くことができる」と話す。10月25日まで。

 県内には国内最古、38億年前の鉱物を含んだ花こう岩やジュラ紀初期の生き物の化石などが見つかっている。今回は朝日町や魚津市など県内10市町のほか、飛騨市の手取層群から発掘された化石を地区別に約40点並べた。床には大きな地図を貼り付け、発掘場所が一目で分かるようになっている。

 朝日町のコーナーでは、氷河期の岩石や来馬層群の化石を展示。アンモナイトやシジミといった生物の標本も紹介する。黒部市のコーナーでは、大陸と大陸の衝突時に作られた大きな十字石が存在感を放つ。

 日本が亜熱帯気候だった時代の海岸のマングローブをイメージした展示ブースや、オパールや水晶など身近な宝石を紹介したコーナーもある。
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