北欧フィンランドを代表するアーティスト、ルート・ブリュック(1916〜99年)の歩みを紹介する企画展「ルート・ブリュック 蝶(ちょう)の軌跡」が10日、新潟市中央区の県立万代島美術館で開幕した。小さなタイルを幾何学的に組み合わせた壁画や絵皿など約200点を展示。来場者は陶作品の繊細な模様と釉薬(ゆうやく)の幻想的な色彩を楽しんでいた。

 ルート・ブリュックはフィンランドの名窯「アラビア製陶所」の美術部門で活動した。独自の釉薬や型の技術を開発し、国際的な北欧デザインブームの一翼を担った。会場にはチョウや鳥を題材にした陶板作品や大型の立体作品が並び、来場者は色合いや質感を見比べていた。

 家族らと訪れた阿賀野市の女性(32)は「細部の模様や色使いが、忘れられないほどきれい。もう一度来たい」と話した。

 12月6日まで。観覧料1100円、大学・高校生900円、中学生以下無料。月曜休館(26日と11月23日は開館)。
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