ハワイの伝統的なパッチワーク「ハワイアンキルト」のデザイナー島田桃子さん(46)の個展「Manaの世界」が、新潟県胎内市下赤谷の市美術館で開かれている。南国を思わせる色鮮やかな作品が並ぶほか、キルトに長岡花火の映像を投影するプロジェクションマッピングが来場者の目を楽しませている。

 島田さんは新潟市北区出身。本場ハワイで技術を学んだ。今回の個展には、南国の花や果物などをモチーフにしたタペストリーやクッションなど約200点が展示されている。

 中でも注目を集めるのは、2・2メートル四方の作品に長岡花火の映像を投影するプロジェクションマッピングだ。1日3回、会場の照明を消し、約7分間上映している。

 映像は国内外で活躍するプロジェクション・ディレクターの岸本智也さん=新発田市出身=によるもの。真っ暗な会場に花火の映像とスワロフスキーのクリスタルがちりばめられたキルトが浮かび上がり、来場者は「感動した。『すごい』しか言葉が出ない」と幻想的な世界に浸っていた。

 島田さんは「鮮やかな色に触れ、明るく幸せな気分になってもらえるはず。ぜひ若い人たちにも見てもらい、針を持つ楽しさを知ってほしい」と語った。

 入館料は大人300円、小中学生150円。午前9時30分〜午後5時、月曜休館(祝日の場合は火曜休館)。映像の暗転上映は午前11時、午後1時、3時。展示は12月20日まで。

 問い合わせは同館、0254(47)2288。
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