新潟県阿賀町とゆかりがある元プロ野球巨人の投手で、野球解説者の江川卓さんのユニホームやサインボールなどが、町役場上川支所ロビーで展示されている。展示を聞いた関係者が新たに展示品を貸し出し、内容が徐々に充実。東京や大阪などからも熱心なファンが訪れている。

 江川さんの父、二美夫さんは阿賀町(旧上川村)七名黒倉地区出身。9月に江川さんのルーツをたどるテレビ番組が放送されたのをきっかけに、町が町在住の親類からゆかりの品を借りて展示を始めた。

 当初は、二美夫さんが息子の巨人入団を記念し親類に贈った盾やサイン色紙、漫画家水島新司さん=新潟市出身=が描いた江川さん夫妻のなれそめの漫画などを展示していた。

 その後、見学に訪れた町外に住む江川さんのいとこが、プロ通算100勝記念杯なども展示してほしいと貸しくれた。さらに、いとこから展示の話を聞いた江川さんの所属事務所が11月、着用したユニホームや帽子などを町に寄贈。公式戦初勝利となった1979年5月18日のイースタン・リーグの日本ハム戦や81年の日本シリーズ第6戦の記念ボール、81年最優秀投手賞の記念品などが加わった。

 江川さん自身は町を訪れたことがない。長谷川庄栄支所長は「展示をきっかけに、江川さんから町を訪れてもらう機運が高まってほしい」と話している。

 展示は平日の支所開館時のみで、2020年度末までの予定。
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