新潟県上越市の県立武道館(謙信公武道館)に、地元ゆかりの戦国武将・上杉謙信の騎馬像が完成し、29日、除幕式が開かれた。花角英世知事ら関係者約30人が出席し、スポーツ振興や地域活性化を願った。

 騎馬像は銅製で、台座からの高さは4メートル。騎馬にまたがった謙信公が刀を握った右手を高々と掲げ、出陣を告げている。武道館の駐車場の一角に置かれ、頸城平野を見渡している。

 武道館の開館1周年に合わせて上越市の総合建設業「田中産業」が寄贈した。富山県の彫刻家田畑功さんの作品で、制作費は約7500万円。

 式典で花角知事は「日本伝統の武道を行う場にふさわしい堂々たる像だ。多くの人に力を与えるシンボルになる」と感謝した。

 田中産業の田中康生社長は「謙信の『第一義』をモットーに、迫力ある像が完成した。新潟県はアジアが隣にあるので、利用者には世界を見据えた人に育ってほしい」と話した。

 武道館は昨年12月1日に開館した北信越最大規模の武道施設。県によると、1年間の利用者数は約5万4千人に上る見込みだ。
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