新潟県佐渡市は10日、任天堂のゲームソフト「あつまれどうぶつの森(あつ森)」に、佐渡島をイメージした「さどが島」を公開した。世界で2600万本以上を売り上げた人気ゲームを通じて市の魅力を発信し、実際の来島につながることを期待している。

 市によると、あつ森を使ったPRは県内自治体で初。トキを象徴とする生物多様性を守る農業が世界農業遺産(GIAHS=ジアス)に認定され、来年で10周年となる契機に、県と共同で進めた。

 あつ森は、プレーヤーが無人島の住人となり、道路などを造りながら島を自由に発展させて楽しみ、他のプレーヤーの島も訪れることができる。

 「さどが島」では、GIAHS10年を祝うモニュメントがあったり、佐渡金山をイメージしたエリアで金が掘れたりと、現実の佐渡の名所や風景を伝えるつくりになっている。

 9日夜には、公開を前に渡辺竜五市長がゲームを体験。ゲーム端末を操作し、「今、宿根木をお散歩しています」「これは沢崎灯台かな」などと、さどが島探索を楽しんだ。

 市によると、市のツイッターで「さどが島」を公開すると発表した際、リツイート(転載)数が跳ね上がるなど反響が大きい。渡辺市長は「全世界のプレーヤーにさどが島を見てもらえることに感動している。佐渡の特徴的な風景が再現されており、ゲーム世代が佐渡を知り、次は訪れるというステップになるのではないか」と語った。

 訪問に必要な「夢番地(ゆめばんち)」は市のホームページやツイッターで発信している。
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