新型コロナウイルス感染の収束が見通せない中、射水市串田(大門)の櫛田神社は、初詣客に疫病退散を願ってもらおうと、今年中止になった高岡市の中田かかし祭で展示される予定だった妖怪「アマビエ」と霊獣「クタベ」のかかしを境内に飾る。宮川真清宮司は「来年こそは開催したいという皆さんの願いは強い。かかしをお蔵入りにしてはいけないと思った」と話している。 (北崎裕一)

 かかしは、宮川宮司の知人である高岡市中田、美容師、杉澤泰(たい)子さんが、9月に予定されていた中田かかし祭に向け、約1週間かけて作った。アマビエ、クタベとも高さ約1・5メートルで、発泡スチロールや木材、ペットボトル、布などを材料にしている。アマビエには、マスクと消毒液のボトルを持たせている。

 祭りが中止になり、かかしを自宅の車庫に置いていた杉澤さんは「中田地区の人も多く参拝する神社で披露できることになって良かった」と喜ぶ。初詣期間の約1週間、赤い鳥居の近くにある薪小屋に飾られる。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】