新潟県長岡市関原町1の県立歴史博物館で、開館20年を記念した特別公開が行われている。研究員11人が収蔵品の中から選んだ約500点を展示。新事実の発見や資料としての面白さなど、関係するエピソードも併せて紹介し、これまでの歩みを振り返る内容になっている。

 同館は2000年8月にオープンした。収集活動や寄贈などで所蔵に至った考古学、歴史、民俗各分野の逸品を紹介しようと企画した。27点が初公開。

 展示資料の一つ、江戸時代初期に描かれた堀直寄像は絵師が不明だったが、企画展で公開された後、狩野派の巨匠・狩野探幽と判明した。明治時代に作られたとみられる菓子の看板は、小千谷市の民家で発見され、研究員が「現地調査の重要性を再認識した」とコメントを寄せた。

 県内の教育委員会や寺社などから寄託され、保存する資料も公開しており、地元出身の連合艦隊司令長官、山本五十六のトランクや帽子などの遺品も並んだ。

 燕市の女性(68)は「絵師が分かった肖像画のエピソードが面白かった」と話した。

 2月28日まで。常設展観覧料(一般520円、高校・大学生200円、中学生以下無料)で見ることができる。

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