総務省の本年度ふるさとづくり大賞の団体表彰(総務大臣表彰)に、福井県美浜町のNPO法人「ふるさと福井サポートセンター(ふるさぽ)」が選ばれた。地域の空き家を有効活用し、移住者や来訪者の増加につなげる地域活性化への取り組みが評価された。

 ふるさとづくり大賞は、ふるさとをより良くしようと活動する団体や個人を表彰している。団体表彰(総務大臣表彰)は最優秀賞(1人)、優秀賞(2団体)に次ぐ賞で、ふるさぽを含む全国13団体が選出された。

 ふるさぽは、高齢化の影響で増加していた空き家を再活用して地域の活性化につなげようと2011年に設立。移住希望者と空き家を結びつけるマッチングツアーを定期開催してきた。ふるさぽによると、昨年11月までに64件をマッチングしたという。

 ふるさぽの北山大志郎理事長は「美浜町でやってきたことが国に評価された。自分たちがやってきたモデルが普及し、全国の空き家問題の解決につなればうれしい」と話す。コロナ禍で地方への移住が注目される中、「受け皿が必要になってくる。所有者が早期決断し空き家を活用できるようにするほか、地域住民も移住者を受け入れやすい態勢にしていくことが重要」と、引き続き地域住民も巻き込んだ活動に力を入れるとしている。

 ふるさぽは昨年、福井新聞社を含む地方新聞46紙と共同通信が地域の課題解決に取り組む団体を表彰する「第10回地域再生大賞」の大賞に選ばれている。
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