トキのふ化から放鳥、野生下での生活など、新潟県佐渡でのトキ野生復帰の取り組みを紹介する写真展が、佐渡市両津湊の両津南埠頭(ふとう)ビル2階テナントスペースで開かれている。

 トキの保護活動のほか、生き物がすむ自然環境の保全に関心を深めてもらおうと、環境省佐渡自然保護官事務所が企画。佐渡トキ保護センターでの飼育、放鳥訓練のほか佐渡の自然でたくましく生きるトキの写真計20点などを展示している。

 会場には、ふ化や給餌、健康診断の様子など飼育下のトキの写真のほか、放鳥訓練を行う順化ケージの概要も紹介。トキのモニタリング時に撮影された写真では、実りを迎えた田んぼのあぜで羽を休めるトキの群れや、餌を求め雪原に降り立つトキなどが並ぶ。

 佐渡自然保護官事務所の近藤陽子さん(38)は「トキの生育環境を守る農家や市民ボランティアの皆さんの取り組みが、野生復帰を進める原動力。里山保全の大切さも感じ取ってほしい」と話した。

 3月31日まで。午前8時〜午後4時。荒天などによっては休む場合がある。問い合わせは佐渡自然保護官事務所、0259(22)3372。
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