氷見市発祥のゆるスポーツ「ハンぎょボール」で使われるブリの縫いぐるみをモチーフにしたシューズ用消臭グッズが、市内4事業者の連携で商品化された。消臭剤には市内の竹林を伐採して作った竹炭を活用し、氷見のPRとともに環境保全への貢献も目指す。手始めに25日に開幕する春の全国中学生ハンドボール選手権(春中ハンド)の会場で販売する。

 氷見市上田の有志でつくる炭竹会(国納信男会長)は地元の山林2ヘクタールを管理し、伐採した木や竹で炭を焼いている。主要メンバーでアルミ建材製造の鎌仲建装社長、鎌仲義則さん(74)が竹炭の需要開拓を市ビジネスサポートセンター「Himi−Biz(ヒミビズ)」に相談し、今回の商品開発が動きだした。

 センターの橋渡しで、市内のスポーツ用品店「ブンシンスポーツ」、障害者の就労を支援する事業所「ゆめボール工房ひみ」、和裁縫製の「ラポージェ」と連携。竹炭の消臭・調湿効果に着目し、汗をかいた後のシューズなどに使用する脱臭グッズに取り組んだ。

 4者でアイデアを出し合い、鎌仲建装が竹炭を砕いてチップ化し、粉が出ないよう洗浄。ゆめボール工房で二重にした不織布の袋に詰めて縫い、ラポージェは仕上げの縫製を行った。氷見らしさをアピールしようと「ハンぎょボール」のデザインを採用。長さ18センチ、高さ7センチで、商品名は「ひみブリーズ」とした。ハンぎょボールに関しては市がイラストなどの使用を無料化しており、地元事業者による商品化第1号となる。

 春中ハンドの期間中、市ふれあいスポーツセンターの売店コーナーで販売する。2個1セット2800円(税込み)で100セット用意した。窓口となるブンシンスポーツの桶家秀介代表(49)は「異業種が連携して商品化できた。デザインを変え、第2弾も考えたい」と話す。問い合わせは同店、電話0766(72)0356。
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