日本画の大家の作品をそろえた企画展「癒(いや)しの美 平山郁夫と現代日本画の巨匠たち」が7日、富山市千石町の秋水美術館で始まった。同時代を生きた平山郁夫や東山魁夷らの秀作が並び、日本人ならではの美意識や精神性を伝えている。6月27日まで。

 県内の美術コレクターから名品を借り受けて構成した。高山辰雄、杉山寧(やすし)、加山又造ら昭和、平成に活躍した10人の作品24点を展示した。

 平山郁夫の「奈良薬師寺 薬師如来像」は美術コレクターが制作を依頼したもので、群青色を背景に正面を見据える薬師如来像が厳かな光を放つ。平山の弟子に当たる田渕俊夫が描いた薬師寺の「日光菩薩立像」「月光菩薩立像」を併せて紹介している。

 馬が水を飲む水辺の風景を捉えた東山魁夷の「静日」や、大胆な色使いと構図が目を引く片岡球子の「浅間火山」なども並ぶ。北日本新聞社共催。
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