日本人の美意識伝える 秋水美術館で「癒しの美」展
県内の美術コレクターから名品を借り受けて構成した。高山辰雄、杉山寧(やすし)、加山又造ら昭和、平成に活躍した10人の作品24点を展示した。
平山郁夫の「奈良薬師寺 薬師如来像」は美術コレクターが制作を依頼したもので、群青色を背景に正面を見据える薬師如来像が厳かな光を放つ。平山の弟子に当たる田渕俊夫が描いた薬師寺の「日光菩薩立像」「月光菩薩立像」を併せて紹介している。
馬が水を飲む水辺の風景を捉えた東山魁夷の「静日」や、大胆な色使いと構図が目を引く片岡球子の「浅間火山」なども並ぶ。北日本新聞社共催。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】