福井県大野市下若生子の麻那姫湖畔に立つ麻那姫像の雪囲いが4月26日、撤去された。約5カ月ぶりに姿を現した"黄金のヒロイン"は、みずみずしい若葉の緑や青空に包まれて優しくほほえんでいた。

 麻那姫は、この地を襲った大干ばつから村人を救うため、自らの身を真名川に投げて竜神にささげたと伝わる心優しい地元のヒロイン。像は1992年、伝説を後世に伝えるため、美しい湖のシンボルとして建てられた。高さ3・5メートルの青銅製で、表面は金箔(きんぱく)で仕上げてある。

 麻那姫像は昨年11月末から、雪囲いの中で春の訪れを待っていた。この日は作業員5人が組んであった竹や丸太を手際よく解体し、約30分で像を覆うブルーシートが外された。
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