新型コロナウイルス禍で飲食業や漁業が打撃を受ける中、地元食材を安心しておいしく食べてもらおうと、魚津市で飲食店を経営する濱多雄太さん(36)が海岸沿いの貸しスペース「海ブタ」(同市港町)で期間限定レストランを始めた。海風の吹き抜ける空間で、感染予防策を徹底。新鮮な魚や豆、海藻などを使い、健康を考えた料理を提供する。

 濱多さんは魚津市内で浜多屋魚津駅前店(釈迦堂)、hamadaya LABO(末広町)を経営し、昨年からコロナ禍の影響を受けている。「今できることは何か」を考え、免疫力アップや健康をテーマにした食事で、地元食材の消費を促すことにした。LABOの出張店として、秋ごろまで営業する。

 シーフードヌードル、シーフードレモンカレー(各1100円)、アラカルトメニュー(複数の料理を盛り付けた1皿、600円〜)を用意した。栄養バランスの良い食材の頭文字を表す「まごわやさしい」を参考に、豆、ごま、海藻、野菜、魚、キノコ、イモ類を使った。地元産の未利用魚「エソ」も取り入れる。

 旅行気分も味わってもらおうと、県外の同世代シェフが作ったテークアウトメニューも販売する。スイーツを用意したカフェタイム営業も始める予定だ。

 濱多さんは「待っていても人は来ない。安心して食べられる環境をつくり、地元の魚をおいしく食べてもらいたい」と話した。

 火、木、日曜日の昼(午前11時半〜午後2時)と夕方(午後4時〜日没)に開く。予約優先で利用人数を制限する。予約は電話0765(23)5775。
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