伏木海上保安部は21日、「桜の灯台」として知られる岩崎ノ鼻灯台(高岡市伏木国分)を撮影したDVDを市に寄贈した。灯台は同保安部が管理し、桜の開花時期に合わせて一般公開してきたが、新型コロナウイルスの影響で2年連続で中止となった。今年は初点灯から70周年の節目でもあり、映像で多くの人々に満開の桜と灯台を見てもらう。 (平瀬志保)

 岩崎ノ鼻灯台は伏木富山港に出入りする船の道しるべとして1951年に初点灯した。灯台が立つ高台は富山湾や伏木の町並みが一望できる絶景スポット。周囲にはソメイヨシノが十数本植えられ、春には大勢の花見客が訪れる。

 DVDは同保安部が、所属する第九管区海上保安本部の協力を得て制作。今年4月、ドローンで上空から青い海と空に映える白い灯台とピンク色に染まった桜を撮影した。この日は新出吉一部長が高橋正樹市長にDVDを手渡し、約3分半の映像を鑑賞した。

 例年の一般公開では市民が普段入れない灯台に上り、高い所からの眺めを楽しむ。新出部長は「コロナ禍で今年も中止となったが、上空からの映像を見て少しでも元気になってほしい」と話した。

 映像は同保安部のホームページ、海上保安庁のユーチューブ、ツイッターでも見ることができる。市は公共施設などでDVDの放映を検討している。
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