えちごトキめき鉄道(新潟県上越市)は、JR西日本から購入した旧国鉄製の455系・413系電車を7月4日から営業運行始めた。週末や祝日を中心に快速や急行として走り、4月にオープンした「直江津D51(でごいち)レールパーク」と並ぶ新たな目玉として、全国の鉄道ファンの誘客を図る。

 455系は、かつて全国で走っていた急行用電車の一種。老朽化で廃車が進み、トキ鉄によると、現役で残るのはこの1両のみとなった。トキ鉄は、似たような特徴を持つ413系と合わせて定期運行し、「昭和の鉄道旅」を体験できる仕掛けとする。

 運行日は、妙高はねうまラインで普通運賃のみで乗れる快速として、直江津−妙高高原間を1往復する。日本海ひすいラインでは「観光急行」として、直江津−市振間、直江津−糸魚川間を各1往復。グッズなどの車内販売や、見どころでの徐行運転も行う。

 急行券は大人500円、子ども250円。直江津、糸魚川両駅の窓口では、国鉄同様の硬券で発行する。観光急行や特急を含め1日乗り放題の「ホリデーツアーパス」(大人3千円、子ども1500円)も新発売する。

 車両はイベント列車用としても活用する方針。

 鳥塚亮社長は「皆さんが待ち望んでくれていると感じる。家族で乗ったり、写真撮影で滞在したりしてこの地域を楽しみ、宣伝してくれたらうれしい」と願った。
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