タイの恐竜化石発掘現場から運び込んだ石を使った発掘体験イベントが7月22日、福井県勝山市の福井県立恐竜博物館で始まった。同博物館の特別展「海竜〜恐竜時代の海の猛者たち〜」の関連イベントで、参加した子どもたちは動物の骨などの化石を見つけて歓声を上げていた。8月22日まで。

 特別展を観覧した小学生以上を対象とした企画。使う石は、同博物館と現地研究機関との共同発掘調査現場のもので、約1億2千万年前の地層の石。これまでに肉食恐竜「シャムラプトル・スワティ」など3種の新種恐竜化石が発掘されているという。

 参加した家族連れや子どもたちは、タガネとハンマーで一心不乱に石を割った。赤っぽい石の中からは時折黒や白の破片が見つかり、研究員から「これは魚のうろこだね」などと説明を受けると「すごい」と喜んでいた。動物の骨の化石を発見した兵庫県宍粟市の男児(7)は「見つけられてうれしかった」と照れくさそうに話した。

 期間中は午前10時、午後0時半、午後2時から1時間の発掘体験ができる。体験料は1人千円で、各回20人限定。各回のスタート1時間前に県立恐竜博物館正面玄関左のテントで参加を受け付け、応募者多数の場合は抽選となる。問い合わせは、同博物館=電話0779(88)0001。
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