23日に開幕する第18回金沢おどり(同実行委、一般財団法人石川県芸術文化協会、北國新聞社主催)に向け、大和楽(やまとがく)奏者とのつぼ合わせ(合同稽古)は21日、金沢市の北國新聞20階ホールで行われた。金沢のひがし、にし、主計町(かずえまち)の三茶屋街の芸妓(げいこ)衆は、家元らの指導を受けて各演目を総仕上げし、2年ぶりの花舞台へ意欲を高めた。

 出演者は舞踊絵巻「艶(あで)姿(すがた)加賀賑(かがのにぎわい)」の各場面を通して大和楽、蔭囃子(かげばやし)、箏(こと)の奏者と呼吸を合わせた。

 三茶屋街合同の「大盃 七人猩々(しょうじょう)」を幕開けに、にし、ひがし合同の「兼六園」、主計町の「団十郎娘」、にしの「加賀の夜桜」、ひがしの「あやめ」、主計町のかず弥さんの舞踊「河」(午後1時の部)、にしの乃莉さんの小(こ)鼓一調(つづみいっちょう)「米の祝い」(同4時の部)、にしの「雪の降る街を」と四季の情景が描かれる。

 総おどり「金沢風雅」や素囃子(すばやし)「俄獅子(にわかじし)」、お座敷太鼓も仕上げた。

 振り付けた正派若柳(わかやぎ)流若柳会長の若柳宗樹さん、西川流家元の西川千雅(かずまさ)さん、寿柳(としやぎ)流宗家家元の寿柳貴彦さんの指導で演奏との間合いを確認し、大和楽家元の大和櫻笙(おうしょう)さんが立ち会った。囃子の堅田喜代さん、望月太左衛さん、長唄の岡安祐三朗さん、杵屋喜三以満さん、笛の中川善雄さんらが稽古を支えた。

 金沢おどりは26日までの4日間、県立音楽堂邦楽ホールで各日午後1時と同4時に開演する。入場料はプラチナ席(指定・プログラム付き)8800円、S席(指定)7800円、A席(自由)6800円。問い合わせは北國新聞読者サービスセンター=076(260)8000=まで。
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