芸術家・岡本太郎が撮影した縄文時代の土器や土偶の写真と、その実物や複製品を合わせて展示する特別展「岡本太郎が見て、撮った縄文」が2日、新潟県十日町市西本町1の市博物館で始まった。開幕に先立ち、メディア向けの内覧会が1日、開かれた。

 同館の1周年記念事業の一環。岡本が撮った土器や土偶の写真と、東京国立博物館や東京大、明治大などが所有する実際の出土品を並べて展示しているほか、岡本の自筆の書など約60点を紹介する。

 市博物館によると、岡本は1951年、東京国立博物館の特別展「日本古代文化展」を訪れ、縄文土器の美しさに衝撃を受けた。翌年には、美術雑誌に縄文土器論を発表。撮りためた土器や土偶の写真は、自著の表紙にも使われている。

 特別展では、対象全体を大きく写したり、装飾の多い土器の突起部分をアップにしたりと岡本が縄文土器に向けた視線を体感できる。市博物館の菅沼亘副館長は「岡本太郎のまなざしを通して、縄文の美を体験してほしい」と話している。

 11月14日まで。大人千円、中学生以下無料。月曜休館。問い合わせは同館、025(757)5531。

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