福井県嶺南6市町を結ぶ若狭湾サイクリングルートの「ナショナルサイクルルート」認定に向け、地元の機運醸成を目的としたワークショップが、美浜町を皮切りに6市町で順次行われている。各観光協会の職員らが自転車でルートを試走し、サイクリストの受け入れに必要な地域の課題を共有している。

 ナショナルサイクルルートは国が指定し、条件に「地域の魅力を満喫できる」「いつでも休憩できる環境」など、住民の受け入れ態勢を重要視する項目もある。認定条件を満たすための課題を洗い出そうと、県や市町が持ち回りでワークショップを開いている。

 美浜町では、若狭美浜観光協会が中心となり、若狭国吉城歴史資料館などの名所を巡った。参加者は自転車を駐輪する「バイクラック」の設置場所や数などを確認。試走後は、ナショナルサイクルルート認定に係る審査委員の高橋幸博さんによる講演もあった。

 同観光協会の担当者は「サイクリストが訪れ民宿で休憩すれば、地域活性化につながる。まずは住民の意識を高めていければ」と話していた。
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