輪島市内の菓子店で25日までに、冬の名物となっている水ようかん作りが始まり、作業場に小豆の甘い香りと湯気が立ち込めた。

 鳳至町稲荷町の老舗菓子店「御菓子司(おかしつかさ) 杉平」では2代目店主の杉平淳一さん(74)が作業に精を出している。寒天を釜で炊き、あんこと砂糖を溶かして約1時間煮詰めた後、冷まして漆塗りの木枠に流し込んだ。一晩寝かせて仕上げる。

 製造は贈答品や土産として帰省客らが買い求める年末年始に最盛期を迎え、来年3月中旬まで続く。杉平さんは「楽しみに待っている人も多い。変わらない味を届けたい」と話した。
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