金沢市の金沢エムザ8階催事場で開催中の第47回北國花展「伝統と現代」(北國新聞社主催、石川県いけ花文化協会協力)は18日、前期最終日を迎えた。雪の季節に、ウメやボケのつぼみがほころび、華やぎを増した空間では、来場者が地元作家による渾身(こんしん)の作を心ゆくまで味わった。

 つぼみは会期中の熱気で花開くことを計算して生けられ、花の表情は日ごとに変わる。出品者らは連日、開場前に花を入れ替えるなど手入れの労を惜しまず、来場者を迎えてきた。

 今年の流行色である紫とピンクなどの同系色のスイートピーを生けて春の訪れを表現したり、琳派(りんぱ)の絵のように竹やタチヒカゲ、柳、椿を構成したりと、華道家のさまざまな趣向を、来場者は顔を近づけ、のぞきこんで楽しんだ。

 19日は後期の生け込みが行われ、北國芸術賞受賞者大作、特別大作を除く全ての作品が入れ替わる。後期は20〜23日で入場料は700円(中学生以下無料)。
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