県と全農県本部は、酒かすを餌に育てた新ブランドの県産和牛の名称を「とやま和牛 酒粕(さけかす)育ち」に決めた。19日に共通のロゴマークと合わせて発表した。25日から県内の料理店や精肉店で売り出し、認知度アップを目指す。

 酒かすを与えた和牛は、県と全農県本部が2020年度から県酒造組合や県肉用牛協会と連携して育てている。徐々に出荷数を増やし、22年度は県内産牛の3分の1の200頭に上る。

 ロゴマークは、酒かすを食べる和牛のシルエットに、酒米を意味する「米」の字を放射線状に配した。22日に全農県本部が射水市の富山食肉総合センターで開く競りでの販売分から、ロゴを入れた証明書を発行する。定義は、日本食肉格付協会の行う規格で4等級以上▽県産の酒かすを3カ月以上与えた−など。

 19日に富山市舟橋南町のレストランで発表会があり、横田美香副知事が「県産和牛はトップクラスの品質を誇る。ワンチームとなって、知名度向上や販路拡大に取り組む」と述べた。細田勝二全農県本部運営委員会長らもあいさつした。出席者がローストビーフや炭火焼きを味わった。
【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】