富山市八尾町出身で、元日本ツバキ協会長の故桐野秋豊(きりのしゅうほう)さん(1927〜2015年)が残したツバキの研究ノートや写真、略歴などを紹介する特別展が9日、同市婦中町上轡田の富山県中央植物園で始まった。10月19日まで。

 桐野さんは富山師範学校(現富山大)を卒業し、県内の小中学校で理科教員を19年勤めた。その後、東京の安達椿研究所などで研究者として活躍。展示品は妻の幸子さん(88)と長男の隆さん(63)=ともに東京=が園に贈った。

 緻密なスケッチとさまざまなツバキの特徴をまとめた研究ノート31冊をはじめ、写真パネル約200枚、命名した新品種のリストなどを展示している。趣味の版画や植物画も並ぶ。初日は幸子さん、隆さんら親族が会場を訪れた。

 花が見頃を迎える来年3月には、同じく幸子さんらが園に贈ったツバキの実物を展示する。
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