福井県勝山市の中部縦貫自動車道勝山インターチェンジ(IC)近くに、市が設置を計画している大型の恐竜オブジェの概要が9月15日、市会建設産業委員会で示された。縦横約9メートル、厚さ約50センチで、来年3月までにIC東側の山肌に設置する。2024年春の北陸新幹線県内開業などを見据え「恐竜のまち勝山」をPRするランドマークとし、誘客につなげる考え。

 オブジェは金属製で中央部をくりぬいて格子を入れ、市内で発掘された新種の草食恐竜「フクイティタン」をイメージした首の長い恐竜を表現。夜には山肌を発光ダイオード(LED)でライトアップする。くりぬいた部分から光が漏れ、恐竜が浮かび上がるように見えるという。土台は鉄筋コンクリートで岩に見えるようにデザインする。「KATSUYAMA」などの文字も入れるという。

 また、理事者は設置への賛同の輪を広げることなどを狙いに、一部事業費をクラウドファンディングで募るとした。9月下旬に開始する予定で、寄付をした人たちに贈る返礼品は検討中という。

 オブジェは、同自動車道の福井方面からの来訪時は見えるが、大野方面からは視認できない位置になる。市商工観光課は「26年の中部縦貫自動車道県内全通を見据え、大野側からも見えるランドマークを考えたい」としている。
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