東京富士美術館(東京都八王子市)のコレクションを一堂にそろえた「西洋絵画400年の旅」展が17日、県美術館で開幕した。ルネサンスの影響を色濃く残す歴史画や品格漂う肖像画、光を捉えた印象派の風景画など16〜20世紀の83点を並べた。西洋絵画史を一望する名品を鑑賞しようと、多くの美術ファンでにぎわった。県美術館開館5周年記念。11月20日まで。

 同展は、聖書などを視覚化した歴史画が風景画や静物画より権威を持っていた時代と、さまざまな技法や画題が登場する近現代の作品を分け、2部構成で紹介している。

 前半はフランスの革命家、ナポレオンを理想化した英雄像や王侯貴族らの人柄を伝える肖像画、花を精緻に描いた静物画など、ジャンルごとに取り上げた。

 後半は風景画の大家、ターナーや印象派を代表するモネ、シュールレアリスムの手法で架空の世界を描いたマグリットら独自の視点で新機軸を打ち立てた巨匠たちの作品を展示。現代アートへと続く系譜を示している。

 開館時間は午前9時半〜午後6時(入館は午後5時半まで)。県美術館と北日本新聞社でつくる実行委員会と県主催。
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