日本の鉄道開業150年に合わせた特別展「磐越西線その昔・岩越(がんえつ)線と新発田藩物語」が、新潟市江南区の北方文化博物館で開かれている。鉄道敷設に関わった旧新発田藩(聖籠町)出身の大野誠をはじめ、大野とゆかりのあった政財界の重鎮らの書など貴重な品々が並んでいる。

 1872年に東京の新橋−横浜間で鉄道が開業。鉄道の近代化に尽力した人たちの足跡を知ってもらおうと企画した。

 大野は工部省で伊藤博文の部下として鉄道敷設に関わった。同年10月14日の鉄道開業の日に明治天皇を乗せて、開業式典列車にも乗車していたという。

 会場には、大野の書のほか、伊藤博文や大隈重信、工学の父と呼ばれた山尾庸三らが大野に宛てた手紙など約90点を展示した。

 佐藤隆男副館長は「大野ら鉄道開業に大きな役割を果たした人たちに思いを巡らせてほしい」と話した。

 12月4日まで。入館料は大人800円。問い合わせは同館、025(385)2001。
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