事業承継による経営再建を目指す本江酒造(富山県魚津市本江新町)の初しぼり発売を前に、長岡酒店(同市三田)は27日、試飲会を開いた。参加者約30人が新ブランドの味を確かめ、蔵の新たな船出に期待を寄せた。

 看板銘柄「北洋」で知られる本江酒造は10年連続で赤字が続き、今年3月から日本酒キャピタル(東京)が事業を引き継いだ。施設整備を進め、11月初旬から本格的に醸造を始めた。

 試飲会で田中文悟社長らがあいさつし、特約店向け新ブランド「帆波(ほなみ)」の醸造途中のにごり酒を提供。参加者は浜多屋魚津駅前店の料理と共に味わった。長岡酒店の長岡貴啓代表は「低アルコールでもすっきりとした味。15度となる完成品は料理を邪魔しないきれいな酒になると思う」と出来上がりを心待ちにした。

 本江酒造は12月1日に「魚津酒造」に改称し、初しぼりは6日から販売する。
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