日本郵便が発行する特殊切手「自然の風景シリーズ」に、坂井市三国町の「東尋坊の夕日」が採用されることになった。２月２２日から全国の郵便局などで販売される。

　同シリーズは日本各地の美しい風景や自然現象による絶景を題材にしており、県内では初めての採用。今回の販売は２０２１年秋に続く第２集で、全国１０の春の風景を集めた。

　県内屈指の観光地である名勝・東尋坊は日本海に沈む幻想的な一コマを切り取り、ほかには「羊山公園の芝桜」（埼玉）や「那賀川の清流と菜の花」（静岡）などが選ばれた。

　シール式の８４円切手で１０枚つづり８４０円。２５０万シートを販売する。市観光交流課は「全国の方に東尋坊の美しさを知ってもらい、観光誘客につなげていきたい」としている。
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