表さんの前衛書や古典模写など並ぶ 石川県立美術館
軌跡展では、一昨年5月に95歳で亡くなった表さんの前衛書や古典を模写した臨摸(りんも)作品など計74点が並んだ。かすれや濃淡を組み合わせて自由な感性で表現された「夜明けの前」や「独立」と題した書、中国・後漢で制作された漢字が書かれた瓶の臨摸作品が注目を集めた。
玄土社展では、会員31人が前衛書と臨摸作品の計54点を展示した。「白山の林」や「no―war」と題した力強くしたためられた書や、平安時代の巻物の臨摸作品が目を引いた。いずれも27日まで。
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