名前が分かっていながらも遺骨が引き取られていない原爆犠牲者の遺族を捜すため、広島市は全国の自治体などに名簿を発送しました。

平和公園の原爆供養塔には約7万人の遺骨が納められていますが、名前が分かっている2437人のうち814人は今も遺族が見つかっていません。

広島市はこの名簿を全国の自治体などおよそ2千の団体に発送し、情報提供を求めます。

直近では、去年10月に大阪府在住の遺族が見つかりましたが、ここ数年問い合わせは10件ほどと減少傾向にあるということです。

広島市原爆被害対策部 黒田信幸課長補佐「一人でも二人でも多くの目に留めてもらい、着実に遺族を見つけてお返ししていきたい」

市は区役所などで名簿を掲示するほか、ホームページでも名簿の公開を予定しています。