広島は77回目の原爆の日を迎えました。岸田総理大臣は「核兵器使用の惨禍を繰り返してはならない」とあいさつし核なき世界を訴えました。

平和記念式典では、被爆者や遺族代表をはじめ98カ国とEUの代表らが参列しました。

広島市の松井市長は平和宣言で、ロシアのウクライナ侵攻を受け世界で核抑止力が必要とする考えが勢いを増しているとして、核廃絶の必要を強く訴えました。

平和宣言・松井一実広島市長
「世界中で核兵器による抑止力なくして平和を維持できないという考えが勢いを増しています。一刻も早く全ての核のボタンを無用のものにしなくてはならない。」

広島出身の岸田総理大臣は就任後初めての原爆の日を迎え式典であいさつしました。

岸田総理大臣
「核兵器のない世界への機運が後退していると言われている今こそ『広島の地から私は核兵器使用の惨禍を繰り返してはならない』と声を大にして世界の人々に訴える。」

式典後は国連トップのグテーレス事務総長と原爆資料館を見学し、被爆遺品を岸田総理自ら説明する姿も見られました。

全国の被爆者は去年から8820人減り、平均年齢は84歳を超えました。原爆死没者名簿には4978人が書き加えられ、あわせて33万3907人となりました。