台風14号の接近を受け、広島市や廿日市市などで土砂災害警戒情報が発表されました。広島県内のほとんどの交通機関がストップするなど影響が広がっています。

廣瀬隼也アナウンサー
「午前6時すぎです。雨が強まってきました。店には台風対策で段ボールを貼り付けていたが雨・風の影響で剥がれ落ちてしまっています。」

広島県内では、午前9時までの1時間に広島市佐伯区廿日市市、大竹市、安芸太田町で30ミリを超える「激しい雨」が降りました。

県内全域に大雨警報が出ているほか、土砂災害警戒情報が広島市の安佐南区、安佐北区、佐伯区、廿日市市、大竹市、海田町・安芸太田町に発表されています。

都築亮輔記者
「午前7時の広島港です。夜が明けて雨足が強くなったように感じます。風もゴーっと強く吹くなど強弱を繰り返しています。」

最大瞬間風速は竹原市で22.5m、庄原市高野で21.8m、呉市で21.0mを観測しました。

午前8時半現在で、広島市や呉市など48万7533世帯の約101万に5段階の大雨警戒レベルのレベル4に相当する「避難指示」が発表されました。570カ所の避難所が開設され1604人が避難しています。

交通機関にも大きな影響が広がっています。JRは山陽新幹線の広島〜博多間で終日運転を取りやめ、新大阪方面は本数を減らして運転し午後2時ごろから順次運転を取りやめます。

山陽本線の三原より東を除く県内の在来線と、広島電鉄の路面電車は終日運転を取りやめ、アストラムラインは始発から運転見合わせ、広島空港と広島港は全便欠航が決まっています。

●児玉比呂記者
「普段であれば多くの人で賑わうショッピングモールですが、休業を知らせる貼り紙が貼られています。」

広島市西区のレクトや中区の福屋八丁堀本店など、多くの商業施設のほか、広島城や安佐動物公園などの公共施設も臨時休業しています。

中国地方では線状降水帯が発生して、大雨による災害の危険が急激に高まるおそれがあるとして厳重な警戒が必要です。