広島市内のホテルで食物アレルギーに対応した1日限定のブッフェが開かれました。G7サミット後の活用も期待されています。

ブッフェに並ぶ豪華な料理やいろとりどりのデザート。見た目は完全に卵で包まれたオムライス。

金尾真弓記者「こちらは全てアレルギーに対応した食事で、オムライスは卵不使用、お好み焼きは小麦粉を使っていないんです」

アレルギーに対応したホテルのブッフェには、卵や小麦、ソバなどアレルギーの原因となる7品目を全く使用しない24種類の料理が並んでいます。

企画したのは食物アレルギーの子どもをもつアレルギー料理研究家上田まり子さんです。

FoodMarico 上田まり子社長「普段から外食ができない、旅行に行けない、みんなと同じものを自由に思い通りに食べる経験が少ない。思い出をたくさん作ってほしくて企画した」

卵を使わないオムライスにも強い思いがありました。

上田まり子社長「卵アレルギーの子は卵を使った料理を一生食べることができない可能性もあるので、本物でなくても同じようなものを食べてほしくて、見た目には特にこだわっている」

卵の代わりに使ったのはカボチャや米粉。その味は・・・。

金尾真弓記者「チキンライスの味がしっかりと感じられ、ちゃんとオムライスの味が楽しめます」

会場では今まで食べられなかったメニューを口いっぱいにほおばり、夢中で食べる子どもたちの姿が見られました。

卵・小麦アレルギー「卵と小麦が主にひどいアレルギー。(オムライスは)初めて食べたので、おいしいおいしいと言って今回来られてすごくよかった」
子ども「(初オムライスどう?)おいしい(Qまだ食べたい?)うん」
小麦アレルギー「今までバイキングを食べる経験がないので貴重な経験。お好み焼きもあったので後で食べたいなって。楽しみよね」

初めてのお好み焼きの味は・・。子ども「おいしい!」

アレルギー対応への取り組みはG7サミット後に増えることが予想される外国人観光客の受け入れにもつながるといいます。

ホテルグランヴィア広島 塩貝龍太総料理長「ハラルやビーガンなど食の多様性に対応していかないといけない状況になっている。社員のアレルギーに対する意識教育も含めているのでイベントは続けていく予定」