この夏、広島学院高校 軟式野球部は、創部64年で初の全国大会出場という快挙を達成。

『軟式の甲子園』と呼ばれる全国高校軟式野球選手権に、西中国地区の代表として出場し、初戦敗退となったものの、強豪校を相手に熱戦を繰り広げました。

そのチームの副キャプテンで、センターを守るのが、加納怜選手です。

加納怜選手

加納選手―

Q.全国大会を振り返って

思っていたよりも緊張しなかったです。(予選の)西中国大会ぐらいから、すごく夢見心地というか、多分このような機会が2度とないと思うので、楽しもうという気持ちでした。

広島学院は中高一貫の男子校で、生徒の多くが難関大学を目指す進学校。『学業優先』の教育方針もあり、練習は週2回だけ。3年生は春の大会で既に引退し、夏の選手権には1・2年生のみで出場しました。

 

そんなチームを引っ張る副キャプテン 加納選手について横山監督は?

 

横山監督―

打球に対する判断の速さは、うちの外野手の中では1番。守備の面での貢献は非常に大きいと思います。

 

瞬時の決断を支える加納選手の『勝ちグセ。』は!?

 

加納選手―

平常心です。やはり緊張してたらダメだなと。どこかで気持ちを抑えて、自分の今の実力をちゃんと出すことを、座右の銘というか、考えるようにしています。

そんな加納選手、勉強の成績も学年でトップクラス!課外活動では、さまざまなジャンルの賞を総なめ!英検準1級に合格するなど、輝かしい結果を残しています。

【主な受賞歴】
◇英検準1級 合格
◇日本学生科学賞 入選1等
◇日能研文学コンクール 論説文の部 優秀賞
◇全国高校生社会イノベーション選手権 総合優勝

 

ちなみに最近、ワクワクしていることがあるそうで…

 

加納選手―

興味があるというか、面白いなと思っているのは、素粒子の話。

なんていうかもう…ワクワクしませんか?(笑)ミクロな世界を見たときに、どのような法則があるのか。それが最近ハマっていることです。(笑)

 

クラスメートでもある中西キャプテンからは、加納選手の意外な情報が…

 

中西選手―

今年の夏休みの宿題もギリギリまでやっていないとか、ただの頭のいい奴じゃない感じが、いい所だと思います。(笑)

 

この話に対し、加納選手は?

 

加納選手―

実はまだ、全部終わってなくて。(笑) [8/31 時点]

言い訳をすると、野球部の大会とかで忙しかったというのもありますが…、もともと、ギリギリまでやらずに置いておくタイプで…(笑)

 

今回ばかりは、冷静さを保てなかった加納選手。文武共に、全国の舞台を経験した秀才は、さらに高い理想を追い求めます!

 

加納選手―

野球では決してエラーせず、堅い守備力でバックから盛り立てていきたいです。

志望校は出来れば東京大学の理科1類。研究をこれまでに少し経験したこともあって、その楽しさを思うと、研究者になりたいと思っています。

 

◆加納 怜(かのう・れい) 2005年6月6日生まれ 広島県出身
高い守備力と走力が強みの中堅手で、現在はチームの副キャプテンを務めている。
学業も優秀で、学年でもトップクラスの成績。
課外活動では、カニの生態について研究し、日本学生科学賞の1等に入選している。
志望校は東京大学の理科1類で、物理を専攻したいとのこと。

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 9月10日放送

ライター:藏田 晃裕