2022年9月10日の『ひろしま深掘りライブ フロントドア』は、カープのクライマックスシリーズ進出の可能性について深掘りしました。スペシャルゲストとして、プロ野球解説者の里崎智也さんが登場。里崎さんが独自の目線でカープを鋭く分析します。※データはすべて9月10日O.A.時現在

里崎さんがカープのクライマックスシリーズ進出に必要な「絶対条件」を解説。開口一番「カープのクライマックスシリーズ進出の可能性は、22パーセント」と語った里崎さん。「本当は20パーセントなんですけど、広島に来ているので忖度してプラス2パーセント」とジョークも飛び出しました。「ただ、進出の可能性はあるということです」と補足します。

シーズン開幕前は、カープは5位だと予想していた里崎さん。現在のカープは第4位です。

里崎さんはカープがBクラスにいる要因として、他チームと比較して盗塁数が少ないことを挙げます。カープは盗塁数25と、阪神やヤクルトと比べて圧倒的に少ない数字です。盗塁が少ない原因として「走れる選手が少ない」と分析する里崎さん。

対策として挙げたのが「エンドランでCS進出ラインを駆け抜けろ!」。「機動力というのは、盗塁だけではないですから。カープはシーズン開幕当初、(エンドランという)機動力をバンバン使ってそれで駆け巡って得点して勝っていたというのが象徴的でした。終盤にもう一度、あの野球ができれば、盗塁が少なくても作戦で勝ち切れると思うんです」と里崎さんは説明します。

また、里崎さんは、エンドランは足の速くない選手でも有効だといいます。「警戒されいても警戒されなくても、セーフになる確率は変わらなかったりしますから。だったら相手を惑わすためにも、エンドランを仕掛けたほうがいい。相手にプレッシャーを与えられるんです」と里崎さん。エンドランを仕掛けるときは、バッターの技術が重要ですが、現在のカープなら問題ないといいます。「カープは、コンパクトヒットがしっかりとできる選手が多いです。エンドランは、今のカープの打線に向いていると思いますね」と里崎さんは分析。

とはいえ、ビッグイニングを作るためにも、どこかで一発大きな当たりも欲しいと里崎さん。里崎さんによれば「キーマンとなるのが、マクブルーム選手。残る12試合であと5本くらいホームランが打てれば、3位は狙える」とのこと。

そしてカープのクライマックスシリーズ進出への絶対条件として、次のように分析します。「今の順位の並びを考えると、クライマックスシリーズ進出ラインは70勝あたりなのかなと思います。そう考えるとカープは残り12試合中、9勝できればクライマックスシリーズ進出できるんじゃないでしょうか」。そして「”9勝すればいい”と捉えるか、”3敗しかできない”と捉えるか。それは、みなさん次第です」と里崎さんは語りました。

クライマックスシリーズ進出目指す、今シーズン終盤のカープの戦いに注目です。

 

広島ホームテレビ
『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00)9月10日放送

ライター アサノ・ヨウスケ