「武器はストレート。広島に行ったら、お好み焼きと尾道ラーメンを食べてみたい」。そう話すのは、公言通りカープがドラフト1位で交渉権を獲得した斉藤優汰投手。広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』では、次世代のエースとして期待される本格右腕の斉藤投手をフカボリ。ドラフト翌日に新井貴浩新監督と交わした言葉を振り返る。

※データはすべて10月29日O.A.時現在

身長189cmの長身から投げ下ろすストレートは最速151キロ。次世代のエースとして高い評価を受けていた斉藤投手。10月20日にあった2022年プロ野球ドラフト会議の翌日、斉藤投手の通う苫小牧中央高等学校に新井監督が電撃訪問。初対面を果たした。

新井監督は開口一番、「正式な契約は後ほどだが、ようこそ広島東洋カープへ!」と歓迎。「優汰くんは何年後かには日本を代表するような、日の丸に袖を通して世界の舞台で投げているような、それぐらいの素質を持った投手だと私は期待している。焦らなくていいので、ゆっくりコツコツがんばっていこう」と激励した。

1日でも早い一軍入りを口にしていた斉藤投手は「焦らなくてもいいと言われて、体もぜんぜんできていない中で気持ちだけが焦ってしまっていて。考えなしに発言していた部分もあったと思った。まずは体づくりから、しっかりやっていきたい」と新井監督の思いを受け取った。

しかしながら、新井監督も「いい体をしている」と語るほど、斉藤投手のしっかりした体づくりは高校時代の<食事トレーニング>にある。「毎朝ご飯3杯。お昼はお弁当。夜はご飯3杯。夜食にご飯3杯」の食トレの甲斐あって、入学時70キロだった体重は現在91キロ。20キロ以上増量したことで、ストレートの威力はプロの目に留まるほどの成長を遂げた。

食欲旺盛となった斉藤投手は、初対面の新井監督に「広島のおすすめのご飯」をたずねた。新井監督の答えは「広島はお好み焼きが有名。野菜がたっぷり入ってバランスが良い」。さらに「カープの二軍の寮は、12球団で一番おいしいのでは、と言われるくらい。食べること、トレーニング、睡眠時間。この3つはすごく重要」と話した。

趣味は読書。好きな作家は、広島県出身の湊かなえさん。そして「得意科目は数学。難しい問題を解けた時の達成感がすごく好き。成績は学年1位」と胸を張る。文武両道を貫き、プロへの道を切り開いた斉藤投手の活躍が楽しみでならない。

 

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 10月22日放送

ライター 湯谷葉子